その先に、何もないとわかったらアナタはどうする?

進む先にあるのは、暗闇ばかり。


それでも、前進あるのみ。

僕等に後戻りは出来ない。



BATTLE ROYALE in 繚乱高校




冷たく、硬い床の感触で進動 将飛は目を覚ました。

目を開けて、ゆっくり辺りを見回す。


「っ!?」



そこは、見慣れない古ぼけた教室。

乗っていたはずのバスの中では、ない。

そして、自分と同じようにまだ眠っているクラスの仲間。

その首に…銀の首輪。

将飛は、自分の首にも手をあてた。


冷たい金属の感触。


嫌な予感がする…。

将飛は、急いで一番近くで寝ている双子の弟の将角を起こした。


「将角!!起きろ!将角っ!!」

「ん…。」

小さく身じろぎして、将角は目を覚ました。

でもまだ将角は、眠そうに目を擦っている。

「なんだよ…。ふぁ…。」

「何だよ、じゃない。自分の首に手をあててみろ!でも、引っ張るなよ。」

将飛の剣幕に気おされるように、将角は首に手をあてた。

すぐに銀の首輪に指が触れ、将角はそれを確かめるように何度もペタペタ触った。

「なっ何だよ!これ!!」

「オレも、分からないんだ。でも、これと良く似た話?いやシュチュエーションを見たことがある。」

「これって…これ?」

銀の首輪を将角が恐る恐る指差した。

「そうだ。」

「一体、何で?」

将飛は、躊躇うように間をあけた。

そして、ゆっくりそして、静かにそれを口にした。

「バトル・ロワイヤル。お前も知っているだろう?」

「でっ、でも、あれは、フィクションだろ?」

「でも、これはそうとしか思えないだろ?余りに類似点がありすぎる。

俺らは、バスに乗っていたのに此処は何処だ?

この首の銀の首輪は何だ?

全部、バトル・ロワイヤルに似すぎだ。」

「本当にあったなんて…。」


二人は、もう一度教室を見渡した。

自分達の他に目を覚ましている人も居る。

皆、不安そうにお互い顔を見合わせたりしていた。


悪い夢なら、醒めて欲しい。

でも、夢ではなさそうだ。

「俺らは…」

「招待されたんだ。バトル・ロワイヤルに。」







今、ゲームが始まる。

後戻りは出来ないゲームが。

君は、どうする?

ノル?
 
ノラナイ?








さてさて、今回はバトロワで行ってみました。
中途半端なんて言わないで(笑)
これは、もう少し続きを書いてみようと思われます。
遅くなって、ごめん!!

というか、続き書こうよ。
気になるし。
ね、あの清子ちゃんがこれからどうなっているのかとかとか。

さて、次はcremaさんにパスなり!



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